[冷たい視線は、次のリディアに向けるときは無くなり、優しい笑顔に変わる]いるわよ。2階に。―――ただ、人の多いところは苦手なのよ、あの子。だから、下手したら食事も自分の部屋で取るのかもね。もっとも、私も人の多いところは苦手なのは一緒。そろそろ私もお暇させていただくわ―――ごちそうさま。[カタンと食器をテーブルに置くと、シャロンはゆっくりと立ち上がった]