─ 広間 ─[奏でる幾度目かの鎮魂歌。旋律に対し紡がれる感謝>>149も、沿うて紡がれる歌>>171も、音として耳に届く事はない。けれど] …………。[弾き終えた後、ゆっくりと上げた深紫には、穏やかないろ] ……出会いの形や、その後の在り方には、色々と突っ込みを入れたい部分もあるが。 貴女には、感謝している……対なる君。[小さく紡ぐのは、感謝の言葉。同じ定めを持つ者がいる、というのは、それだけで支えとなっていたのだと。結局、はきと紡ぐ事のなかった内心を小さく零した後、しばし目を閉じた。*]