―上空―
[吹き付けるブレスを受けることを選んだ相手に、ぴゅう、と称賛の口笛一つ。
緑竜が吐き出すブレスが終ると同時に動くつもりで――けれど、その前につっこんできたイレーネの棒>>201にあわてたように回避行動をとる]
うわっ……とと、やばいなあ。
[とっさに三節棍で防ごうとしたが、間接を繋ぐのには間に合わず。
しなりを利用しての受け流しというか、払われてしまっただけというような状況になり。
先ほど攻撃を受けたダメージもあって三節棍を取り落としかけるが、かろうじて落とすことはなかった]
いやあ、強いなあ、ほんまに……ほな、そろそろ決めようか。
[長引いたら不利だと――緑竜が告げるのにはせやな、と同意した。
ばさり、と大きな羽ばたきを起こしてイレーネから距離をとり……力をため始める様子は、相手にも見て取れただろう]