―医務室薬品庫前―……そう。[ダーヴィッドにはそう返す。>>205過ぎるのは過去の繰り返し。壊した荷物。折れた羽。エーリッヒの笑みへと視線を向け]まるで私が心配性のように謂うのね。そういうわけではなくてよ。ただ――…[ただ。何だろうか。視線を逸らし言葉は続かず、小さく息を吐いただけ]そうしてくださる。勿論、貴方がそうなってもそうするけど。[押さえつけて、の件(くだり)にだけ、そう答えた。]