―回想・宿直室―[諏訪の見捨てない>>163、という言葉に安堵したように息をつく。]お願い。俺、諏訪に見捨てられたら……。[死んじゃう、という言葉はのみこんで。]俺には、今、諏訪しか、いないんだ。……諏訪、わかってないよ。俺と、諏訪は、対等じゃないんだ。俺、きっとすぐ……。[もしも自分が本当に占い師なら、すぐ死ぬ。襲撃されて、あるいは吊られて死ぬ。でもどうして、どうやって諏訪を占ったのか、アズマにはわからない。言葉をにごし、ぶんぶんと頭をふり、沈黙した。]