[ちらりとベアトリーチェとゲルダの戦闘を片目で追いつつ、ぼやきの声を上げた]
……軍刀持っている割には、物理攻撃少ないな。
選択ミスしたかも知れぬが……もしも物理攻撃されたときのことを考えたのならばやはりこちらがベターだったかな。
ふ。
今は、我がパートナーを信じるか。
[すぐに視線はゼルギウスに向かい、飛んでくる巨大な鳥を見て、笑みを浮かべた]
ゼルギウス。
貴様と私。どちらが頑丈か……試してやろう。
伸びろ!グングニール!
[敢えてヘルムートはその魔法をかわさずに、攻撃の死角となる場所から、手に持った槍をゼルギウスへと伸ばした。
不規則にぶれながら動く槍は、たとえ気付いてもよけるのは難しいかも知れない]