わ、これかも…[見つけたのは厚手のフリースのパーカー。黒かった生地はすっかり色褪せていたけれど、手触りは確かに覚えのあるもの。それに袖を通すと、隅に積んであった毛布を数枚抱える。]コレ、必要だろうから下へもっていくね。ついでにみんなにも知らせてくるー。[ぱたぱたとスリッパ履いた足で階段へ。]ちょっとこれ下へ持っていくね。ついでにみんなにも知らせてくるー。