えっ、いいの?それはすごく助かる。[アーベルの申し出>>209には、素直に顔を輝かせた。一人の雪かきは手馴れたものだが、人手があれば無論早い。そして早ければ、彼との打ち合わせも尚早まる。どちらかといえば、それがクロエには嬉しかった。彼が手にした荷物に納得したように頷いて、ただ結局、玄関へは異変に目を合わせて向かう形となった]