[『違う』という声>>194が聞こえて、振り向く。] クロエ……?[友人だから、そう言ってくれるのかと。最初はそう思ったが。自分の他にその力を持つ者はいないはずと言うのを聞いて、彼女こそがアーベルの言う「もう一人」だったのかと納得する。] ……クロエだったのね。よりによって……。[人狼に狙われるといけないから、とアーベルがその存在を隠そうとしたことを思い出して呟く。聞きようによっては別の意味にもとれるかもしれないが。]