[ナターリエの動揺を見れば、困ったような顔をする。悲しみきれなかった、――むしろ死者が出るのを喜ぶような感情を持ったことを、今でもはっきりと覚えている。おそらくそれは、続くこと]……人狼かもしれないからじゃないのかな。死にたくなければ、シスター。殺すしかないんだ。[言葉にすると、少し痛みやだるさというものが飛ぶよう。ほっと息を吐いて]本当に人狼かはわからなくても。