―学長室―
ああ、もう、笑わないでくれる……
[みっともなさゆえに笑われたのだ>>220と思いこみ、情けなくて少し顔を赤くなった顔を、フードをぐいとひっぱって隠した。
そして、ついていくという自分の発言に絶対確実にでっかな雷が落ちるかと思いきや、そうでもなかったこと>>211にきょとんとして]
えー、まじで。
(ほんとに誰か倒れさすつもりなのかな…)
[仕事モードに入ってしまった学長の、少しぴくぴく動くごんぶと眉毛を手に残ったせんべいを口に押し込みながら観察する。
書類に集中しはじめた以上、もう自分のからかいにのってくれないだろう。]
パソコン室…
俺、影から、こっそり見てこよーっと。おさきー
[茶を飲み干すと、一応足音をたてないように努力して、学長室を出ていった]