─中央広場─[母親の近くには先日見た眼鏡野郎が居た。話をしているところから、店の客だったんだろうと推測する。だからと言って、声をかけるなんてことはするはずもない][眼鏡野郎は意識外へと置き、母親と従妹の近くへと歩む。途中、幼馴染が呼び止められたらしいのに気付き、そちらへと視線を向けた。巫女服を着た女性、近くの神社の人物だと言うのは直ぐに判った][それらを見やってから、オレは母親の座るベンチの一つ隣のベンチに荷物を置く]