…ん。[とん。と、肩に手が置かれた>>233見返せば、案じる色の友の双眸がある。それを見返す漆黒が、ごく短い時間、逡巡に揺れた] ああ…、うん。大丈夫。 少し驚いただけだ。ごめん、…ありがとう。 あのさ、アーベル、[続けて問いかけた、言葉が途切れる]