[ぽろん、と上がる一音が詩の区切りを示す][傍に寄る少女の姿に、ゆっくりと首が傾いだ]――睫の長い蝶々たちがシフォンのドレスでひらひらと虹色タイツのかぶと虫は 剣のダンス[そう、しながらも。流れる音色は途切れることを知らずに]