[夢見る少女はゆるりと歩む。ここが夢か現実か、それすらも捉えては居ないのだろう]今日のお話は不思議な世界ね。ねえ、危険なときは貴方が助けてくれるのでしょう?[かける声は胸に抱いた一冊の本]…お願いね?[本は何も応えねど、少女の耳には届くのか]