そういうこと、だな。[>>265一つ一つ確認するような少女の言葉に、頷いてみせて。>>262食器を片付けに行くヘルムートを、視線でなんとなしに追ったものの声はかけず。机の上に置きっぱなしだった鏡を手にとって、元のように首にかけ。腕の傷は血はもう出そうになかったから、包帯を巻き直すほどでもないかと判断して袖を下ろして隠した。]