[ヘルムート達の後に続いて実験室へ。] あ、ライヒ。[無事な姿にほっとして、笑顔になるが顔をひきしめる。] ちょっと失礼します。[空気を読まずライヒアルトの傍へ行く。ジャケットを脱いで彼に返した。ずっと着てたから移り香がついている。] ありがとう。おかげで良く眠れた。[ぎこちなく右手を使っているのをライヒアルトは気づいたか。そして周囲を見回す。] 邪魔なら出て行きますけど。