……使いません?
あ、はい。はまっちゃって……いや、違う。ううん、でも、引退しようと思ってたんです。
[助け舟に乗ろうとして。でも分からなくなった]
狼なんかじゃない。狼じゃないっ!
[視点漏れした狼、の言葉に声を荒げた。
その「誰か」が自分かもしれないって、ばれたかもって、心臓がドキドキして]
[強引に話を捻じ曲げる。
時間をもうちょっと前に戻したかった。オフ会に参加する前まで]
窓が開かないとか、帰れないとか。
あれ1つだけ光ってるとか。そんなのリアルなんかじゃない……。
……リアル人狼みたいって思ったってことは。
先輩は『鏡』を見ましたか。