[ほう、と退屈気に息を吐いて][と][見遣る先、虚空より落ち行く影]争いの気はなかったと思ったが、の……[ふわり][それでも退屈していた蝶は間近にまで飛び、けれど触れぬ距離は保って]……ほぅ…それなりに受け身は出来たようじゃが……怪我はないかい?お嬢さん?[掛けるのは恐らく腹の上の少女に][男の方には光を放つ蝶を一片][多少なりともそれで痛みは薄れるだろうか]*