[自然いつものように、妻に寄り添い、オロオロと一通り彼女の身に何もないことを確かめた後。蹲るゲルダを、その傍らのライヒアルトに問いかけの視線を投げた。ライヒアルトに視線を向けたのは、アーベルの言があったのも理由の一つ。ゲルダからの言葉(>>299)には、そちらを向いて頷いてみせた。そして交わされる会話を、紅の眸瞬かせて聴いて]私も、やるときはやるんだよ。だって、お父さんになるんだもの。[ライヒアルトに褒められると、少年の頭を撫ぜる母性滲む妻の仕草を見ながら、ちょっとだけふんぞり返ったとか。]