でもきっとキリルのほうがよく似合ってる。[差し込まれた髪飾りが似合っているかどうかは、鏡のない今は確かめられないけれど。 おそろいだというキリルが可愛かったからうん、と頷いた] えへへ、キリルとおそろいとか嬉しいな。[にこにこと笑みを浮かべ。 目を伏せて短い同意を返すのには、特に問うことはない。 きっと、またなにか考えてるのだろうとそっと案じる視線だけを向けて]