人狼物語 ─幻夢─

66 Dawning stone


修道士 ライヒアルト

─ 宿・二階角部屋 ─

[単独でないとの言葉>>306に少し眉を潜めた。
仕草にしなかったのは、何か思うことでもあるからか。

問いかけへの返答に、眉は更に寄った。
仕草にはしない。ただ珍しく唇が、狂人…と動いた。

『なるほど、妙に皆慎重だなと思ったが、そいつのせいか。』
とは、やや長い間を空けた後に仕草する。
合点がいった、という様子は嘘ではない。

即断定できないと言う友人の口を読み、腕を組んだまま空を仰いだ。
『面倒だな……こんな中で探すのか。
 探せなくとも、そろそろ1人差し出さねぇと近いところ自衛団も乗り込んでくるだろうし。』と視線を空にむけたまま、片手を動かしてぼやいた。誰を殺すべきなのか、迷うように。

 視線を窓の外へと向けると、 宿を見張ってでもいるのだろうか、自衛団の姿が見え軽く舌打ちした。]

(312) 2011/08/26(Fri) 22:38:33

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