[キリルと手を繋いで森から出てくる。 森と村の境のところで一度足を止めて] あたしは薬草をレイスさんに届けに行くけど。[一緒に戻るのか、それとも、とは口に出さぬままに、そんな風に告げる。 どちらにしても、途中までは一緒なのだからと歩き出し。 広場で篝火が焚かれているのが遠目にも確認できた]