[周囲を窺う余裕を取り戻せば、自分よりずっと年若いだろう少女>>317もしっかりと現実を受け止めようとしていた。
更に幼そうなロミ>>301は呆然としていて、気がついたエミリーが近くに呼んでいたけれど]
どうぞ、お気になさらず。
[なんとか微笑みらしきものを浮かべ、青年>>323にカップを渡した。悩みの種となった間接的なあれこれには気付いてもいない様子だった]
ノーラ=クヴェレです。
[言い淀んだ理由にはすぐ気付いて、名前だけを名乗る]
理由も言わずに呼び寄せていきなり、ですものね。
私も少し自失してしまいましたわ。