─ 広間 ─…………出されても困るけど。[おどけたような仕種の後に告げられた言葉>>329に、真顔で突っ込んだ。黒猫も、合わせるようににぃ、と鳴く]……『影の護り手』……。[なされた説明に、その言葉を小さく繰り返す。『幻燈歌』に歌われるもの。それと照らし合わせれば、これまでの事も納得はできた]そ、ですか。[返したのは短い言葉だけ。理解と容認が別問題であるのは、言わずとも伝わるか。ともあれ、それ以上はその事に触れる事無く。今は、そこにある平穏を享受する事を選ぶ]