結社、占い師、霊能者…守護者
[昔々の物語、聞きなれた単語から伺える御伽噺の記憶を辿る。占い師は狼を暴き、霊能者は処刑台に掛けられたものの真なる姿を識る。守護者は己以外の者を一人だけ狼の手から護り、結社と云われる者の訪れにより物語は始まる、そんなお話。]
そして、人狼…
[本にとって詳細は様々であるが、物語の中の人狼は悪として描かれる事が殆ど。其れはこのお話に限らず、どの御伽噺でも決まっている事で。]
人を食べた狼は、おなかがすいていたからなの…?
如何して、今になって…こんな時にそうなってしまったのだい
何かの間違いじゃ、取り返しがつかないのに…