―医務室―[頬杖に似た体勢のまま、頚を傾けた。何度も謂われたが、固持してきたのだが。]…――少しね。[紺青を見たまま、少しだけ目を細める。]其方で呼ばれるのが好きなら其方でもと思っただけよ。ツヴァイ、の方が好きなの?[ゲルダの声はかすか、よく聞こえたのは金属音。]何かしらね。