─ →広間 カウンター前─[エーファの礼>>335に、オレは後ろ手にひらひらと手を振った。エーファが浴室を使うと知って、クレメンスは共に広間へとついて来ただろうか]アーベル、飯くれー。[結わえた髪を揺らしながら広間へと戻って来て、口を開いた第一声が飯の要求だった。だって腹減ったんだもんよ。カウンターの一角を陣取って並ぶ皿の中から自分の分を確保すると、早速俺は飯を口に運び始める]んむ、なかなか。[短く感想を呟きながら、オレはしばらく食べることに集中した]