ん……、[エーリッヒの言葉に相槌を打って。]…管轄外だな…。[記憶を思い返してみてもそのような新薬の存在は知らない。聞かされていた冷凍睡眠の企画にもそのような話はない。未知…まさしくその言葉がふさわしい。そうエーリッヒに告げて。]…ああ、そうだ。[薬品庫から持ち出した鎮痛剤を半分、エーリッヒへと投げて渡す。]見つけてきた。みんなに分けてやってくれ。一人一錠ずつはあるはずだ。[この場所から、エーリッヒの首の数値は見れなかった。]