―医務室―莫迦ね。拗ねるものではなくてよ。[てん、と手の甲で軽く頭を小突くようにする。>>350先ほど薬品庫から出てきたときのお返しだろう。]私が気に食わないのよ。[もう一度謂う。途切れた言葉、紺青はカルテに落ちる。]……そう。[言葉と言葉の間に、引っ掛かりを感じたか声は少し低い。(思い出せない カルテの走り書き)]―― 呼ぶかもしれないけれどね?アルドルフ。それは、私が決めるのだわ。