[榛名が落ち着くのを確認すれば申し訳なさそうに]ううん、ボクの方もちょっと言い過ぎたよ。[利吉に笑いかける時にはいつものようにやわらかい女性的な笑顔で]すまないね、ちょっと頭に血を上らせすぎたよ。ボクは琉璃。いきなり敵意からはいけない、そうだね。敵意からはいけなかったね。[それは自分に言いきかせるように呟いて]ところで仕事も大してないのにこの村にきた。うちの村に何か事件のにおいでもかぎつけたのかな?