[後ろから首元に当てられたのは、鋏の刃。ふぅ、と後ろで大きな溜息をついたのが分かるだろう。] あのねー。 庭を荒らしてどうするのさ? 何を護りたい、──だって?[溜息の後は、心持ち、呆れたようなのんびりとした声音で。]