[台所に顔を出したイレーネに、先ほど痛そうだったのを思い出し大丈夫?と尋ねながら。]あ、うん。それじゃ、そっちの弟切草と…あと小連翹とこれを、5:3:1の割合で分けておいて欲しいな。目分量でいいから。[イレーネに渡した瓶はどれも同じようなもので。][混ざって分からなくならないように、順にテーブルに並べ置いて。][言って自分はさらに別な瓶を取り出し、網に載せ軽く火にかけ炙り、黒い粉を作る。][そうすればようやくお湯は沸いてきただろうか]