[ローザにお茶を貰い、ユリアンとウェンデルの小劇場やらハインリヒの奮闘やら、イレーネとオトフリートと猫の様子やらまったり見ていた。
この状況だけ見ると、人狼の話も容疑者の話も、全部が全部嘘のように思えてくる。
だが団長は一人あの時難しい顔をしていたし。
根拠もなく不当に人を扱う人ではない事は十分承知していた。]
…うーん。
[とはいえ考えることは得意ではない。
暫く考えていたが、何も思いつかないので。]
水汲んでくるかなぁ…。
[そう呟くと、食器は任せて今度は台所へ向かい、桶を持ってから外に出た。
程なく桶は水でいっぱいに満たされる*事だろう。*]