―宿屋 食堂―
ふふ……女の子の友達は羨ましいな。
私の周りは男の子が多かったから。
[特に年が近く仲が良かった幼馴染もどちらも男という始末
だからゲルダら4人は時折羨ましく思う。
別に二人に不満がある訳ではもちろん無いのだが。
こちらの気持ちを理解出来ない事に関しては、
こればかりは仕方がないので、曖昧に笑うに留めて。]
ん……それは、
それこそ人狼にしか分らないでしょうね……
[知る事を願う彼女に、首を振ってそう告げた。]
……ありがとう、ゲルダちゃん。
[呟きに乗せた礼は、彼女のその背に届いたか。]