[新刊を手にお礼を言い、何かお返しをと言うゲルダにひらひらと手を振ると]あー、別に良いって。忌憚ねぇ感想さえ聞かせてくれれば十分だ。……あ、だがどうしてもって言うなら。[と、そこでふと何かを思いついた様子でそう言うと]煙草を売ってくれりゃいい。持ち込みもしてるが、どうにも想定以上に消費が激しくなりそうだしな。もちろん、お代はちゃんと払うぜ。意地でもな。[そう言って、ニカッと笑った]