[少女の声は聞こえたか、ふ、と笑みを零した。十分に充填しきるより前に、相手の姿は完全に隠れてしまう]……充填完了。さぁて、当たるかどうか。[足下から迫る気配には気がついたとしても、銃の重みから回避は困難。双つの目はただ闇の向こうを見据えるようにして]――funf…ッ![言葉を紡ぐ。熱と冷気の交じり合う大きな波動弾が銃口を離れ、反動で身体が仰け反った。光は闇を吹き飛ばさんと、真っ直ぐに飛翔する]