人狼物語 ─幻夢─

64 滄に揺らめく銀鏡


小説家 ブリジット

─回想・厨房─

─…え…?

[二回目と。さらりと言われたゲルダの言葉>>411に驚き彼女の顔を見た。
半ば反射的に以前のことを聞こうかと思ったけれど、すぐに浮かんだのは何も力を持たない方が二回も巻き込まれたりするだろうか、ということ。
団長のことは、遠目だったから大丈夫だといわれたけれど、それよりも先に聞いたことの驚愕の方が大きくて。
スープが出来上がったと聞けば、用意した皿に注げるように並べ、程なく準備は済み広間へと運ぼうとしたものの、ゲルダから二度目ということをエルゼには言わないでと口止めを願われ>>427れば、頷いた。]

えぇ…言いません。
ゲルダさん…どうか、お気をつけて。

[そう、真摯な表情で彼女を見つめ、頷いた。
自分の想定が正しければ、彼女は力あるもの。
それが人に恩恵を与えるか危害を加えるかはわからないけれど、これが知られればきっと彼女は危険にさらされるだろう。
今でも安全というわけではないけれど、自分のせいで人が危うくなるようなことはしたくなかった。]

(495) 2011/01/12(Wed) 21:30:54

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