傭兵 マテウス

[ふらりと、少々だらしない格好の男が、会場へと姿を見せた。無精髭を生やし、眠たそうな三白眼で会場をぐるりと見渡すと、面倒くさそうに欠伸をした]

何だ何だ？
ちょいと腕試しできるってんで来てみりゃ……。女子供のお遊戯会か？　こんなんでまともに試せるっていうんかな？　来る場所間違ったなこりゃ……。

[最後の方は一人ごちて、仰々しくため息を一回]

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こんばんはー。夜中にこそこそやってきましたー。