[ブリジットが眉を寄せる顔――感情を素直に表に見せるのはまだ彼女の内が、未熟故か、けれどそれが「らしい」と感じてなぜか口元を緩めてしまっていただろう。]さぁ…[壁際、衣裳が近い場所。蔦のない場所を探しそこに背を委ねる。]――…行って。2人とも。[足が重い。 違う。きっと、これは――それ以外の何かだ。それが何かは解らない。自分自身の星だけは――見えないままで。薄赤いワンピースに*皺が寄った。*]