[>>568分かり切った三択でした。
先ほどまでの煌めくような赤色が、
今はまた別の輝きでこちらを見上げてくる]
……本当にお前、さっきまでと同一人物か。
[それも分かり切った問いではある。
解っているからこちらも困るのだ。
後ろを振り返らず、けれど振り切ることはせず。
向かう先は自分の住み処。
鍵の無い扉は、手順さえ間違えなければ安全に入ることが出来るだろう。
この食いしん坊の勇者が覚えていられるかどうかまでは、魔族は保証しないが]
……パンかパスタかどっちが良い?
[もしかしたら、ちょいちょいと扉を叩く赤いのの姿があるのかもしれないが、今は考えないようにする魔族である*]