……あれ?[両腕でもう一度、確りと囲い込もうと顔を少し上げて、気付く][視線の先、一葉の上で羽根を休めている白い蝶。それだけならば、見なくもない光景ではあるのだけれど]……まったく、もう。[零れる音は苦笑のいろが程強い]心配なのはよくわかってるけど、出歯亀はいただけないなあ。[此処に戻る前に感じたいろを持つ『白』に。言葉の意よりは柔らかな声音でそう投げて*]