[問いかけに首傾ぐ様子>>678を見つめつつ、神魔の翼写したそれは懐に。
間を開けて、返された言葉に楽士はひとつ、瞬いた]
……どうもしない?
[過去の『経験』と照らし合わせても稀有な反応に、つい、惚けた声が上がる]
はあ……なるほど。
何もしてこないなら、何かする必要もない、と。
[かかってくるなら殴り返す、というのはそういう事だろう、と解釈して、一先ず納得するものの。
改めて感覚の違いのようなものを感じていた。
同時に過ぎるものもないではないが、それは一時、押し込めて]
まあ、確かにそれが一番ラク……ですよねぇ。
[暢気な口調で同調しつつ、くす、と楽しげに笑った]