げ、ナニあの機構っ!?[あんなんありか、とか。口をつくのはそんな声。それでも、突っ込んでくる様子に、ふ、と笑みが掠める]真っ向勝負、受けてたつ、ってか……は、上等っ![がしゃり。天へ向いた右腕が鈍い音を立てる。オープンした装甲の下から現れたのは、銀色に輝く三連パイルバンカー]……殴り合いは、得意じゃねぇんだけど、なっ![それでもやらにゃあならないわけで。突っ込んでくるのを迎え撃つように、右腕を突き出した]