[次々と二階から上がってくる人々。 そして、三階から駆けつけてくれた人]……どおも ありぐぁとうございまし た[あの生物の気配が消えたことに、安心した。 安心したら、かつぜつがまた酷くなる。 それでも彼らにぺこぺこ頭をさげて][ライヒアルトの問いには、少し考えて]あの……ええと、あれ。なんでしたっけ。ああ、そうだ。ピアノを少し、ひきましたそれだけ です。でも、また あれ 来るかんしれません。下に、行きましょお。[まだきっと続々と人がくるかもしれない階段を指差した]