―2F 部屋6―私も知らないわ。[顔に感情を隠さない様子、新緑は静かに見守るように存在するのみ。平気と言う彼女は着替え終わっていて、胸元の赤い宝石だけは色褪せず輝いているようだった。]…感情の詮索は止めるわ。貴方もそれを望まない。…誰かに手を伸ばす事は決して悪いことではない。貴方と…――[ふ、と小さく口元を緩めて]私には少し苦手な事なのかもしれないけれど…