ハインリヒ…。ええ、怪我はないわ。[彼は先に部屋についていたのだろう。姿が見えれば新緑の瞳を向けて]手すりがあったとしてもそこに茨が巻きついていればないも同然だったでしょうけど。[行くかいと言われれば、自分は行くつもりだと頷きを返す。]