[糸が少しだけ離れていくように少女がハインリヒの方へ向かうのを静かに見ていたけれど、彼の笑い声が聞こえれば>>841じっとりと上目遣いで彼の顔を見ただろう。]…苦手なもののひとつや、ふたつ誰にだってあるでしょう。[やや早口で言うのは少しだけ拗ねたせいかもしれない。]行きましょう…上に。[エーリッヒがやはり前に立つのなら、黙って従うように階段を上り3階へ行こうとする。所々に蛇との格闘の残骸が見えて、見ないように見ないように気をつけながら]― →3階 ―