[オネーサンと呼ばれて>>862前方を見たまま紅い瞳が瞬く。座り込んだ体勢のまま、背後を振り返った]あらァん、可愛らしいコ。ちょっとねェ、イイオトコに振られちゃったのよォ。置いてかれちゃったからァ、どうしようか困ってるのよねェ。[青年を見上げる顔の頬はやや朱に染まる。続けた言葉に伴い右手を頬に当て、視線を下に落としつつ小さな溜息をついた]