医大生 エーリッヒ

>>847>>849>>850>>851 ノーラ

[自身の一挙一動に染まる白い肌。
その中でも林檎のよに赤く染まった頬に、片手を添える。]

　僕も、独り空を飛ぶより、
　こうして、貴女と触れあう方がいい、な。

[それは生と死を分ける今にもかかる言葉。
この夢が終われば独り。
でも、鳥のよに空から見守れるなら、
そうできないよりは随分とましだろう。

――けれど、今一時は、羽休めのように寄り添わせて。]